食道がんでお悩みの方、過去の症例による手術や治療方法をご紹介しております。
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食道がんステージ3

食道がんは、がんの中でも予後が非常に悪いがんと言われています。
ステージ0〜1aの粘膜上皮に留まっているがんであれば、内視鏡的粘膜切除術(EMR)か手術で完全に切除することが出来れば5年生存率は100%です。
しかし、食道がんステージ3にまで進行している場合は、19.8%にまで下がります。

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進行状況

ステージ3食道がんステージ3は、がんの進行が食道から外膜の外にまで出ており、食道壁に沿ったリンパ節、もしくは少し離れたリンパ節にまでがんが拡がっているが、臓器、胸膜、腹膜などにはがんが進行していない状況のことです。

手術でがんを取り除くことが出来ますが、手術後の合併症、後遺症の問題があります。

治療

合併症は、胸部食道がんという呼吸器の合併症で、声帯浮腫や肺炎。
心不全、肝・胃の障害、縫合不全なども多く認められることがありますが、迅速、適切な治療をおこなうことでほとんどが改善されます。

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手術

手術は負担が大きいために、手術後すぐに死亡すること、手術が成功していたとしても、手術中に失われた体力が回復せず、死亡してしまう場合も2%あります。
そして、手術後に十分な食事が出来ない、声を出せなくなってしまうなどの後遺症が発生することもあります。